自転車競技による膝の痛み

症状

自転車競技による膝の痛みの部位


自転車競技による膝の痛みの症状としては、 

  • 踏み込むときに膝蓋骨周囲(お皿の上・下・左・右)に痛みが出る
  • 踏み込むときに「膝蓋腱(または膝蓋靭帯):お皿の下の靭帯」に痛みが出る
  • 引き上げるときに膝の裏(内側・真裏・外側)に痛みが出る 
  • 膝を伸ばしきる(最下点)前の位置で膝蓋骨周囲(お皿の上・下・左・右)に痛みが出る
  • 膝を伸ばしきる(最下点)前の位置で膝の裏(内側・真裏・外側)に痛みが出る

など、症状は様々です。


原因

自転車競技による膝の痛みの原因としては、 

  • 大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)の張り
  • 半腱半膜様筋腱の張り(膝裏の内側の腱)の張り
  • 大腿二頭筋腱の張り(膝裏の外側の腱)の張り
  • 膝蓋腱(お皿の下の腱)の硬さ
  • 膝周囲の筋肉のオーバートレーニング
  • 膝周囲の筋肉の蓄積疲労
  • 大腿部の前後の筋力や張りのバランス
  • 膝蓋骨周囲(お皿周囲)の炎症
  • 膝の内側の腱(鵞足)の炎症
  • 大腿直筋腱(お皿の上の腱)の炎症
  • 膝蓋腱(お皿の下の腱)の炎症 

など、その他にも様々な原因が考えられます。


治療

自転車競技による膝の痛みの治療としては、 

  • 痛みの部位
  • 痛みの出る膝の角度
  • 痛みの出る動作の局面
  • 痛みに関連している筋肉

などを確認し、なぜその部位に痛みが出るのかを考え、痛みに関連している筋肉の張りをゆるめ、各動作や負荷に対しての痛みの消失を目標に治療していきます。

※鍼による施術を希望される場合や鍼による治療が有効と考えた場合は、レース日程や刺激量などをご相談しながら施術いたします。


その他の部位の痛みや張りに対しても、競輪の動作特性を考えながら治療いたしますので、是非、ご相談・ご来院いただければと思います。

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