胸郭出口症候群
胸郭出口症候群の原因が、首の筋肉（斜角筋など）や胸の筋肉（小胸筋など）の張りが原因であれば、首や鎖骨周囲の筋肉、胸の筋肉をゆるめることで症状を改善させられる可能性があると考えております。
症状
胸郭出口症候群に関連している筋肉
胸郭出口症候群の症状は、
- 腕を挙げていると腕が重だるくなる
- 腕を挙げていると手がしびれてくる
- 腕を下げていると腕が重だるくなる
- 腕を下げていると手がしびれてくる
- 握力の低下
- 手の指が冷たくなる
など、その他にも様々な症状があるようですが、その他にも、
- 食べ物や飲み物、薬、唾液などが飲み込みにくい
- 常に首の筋肉が張っていてつらい
- 常に首や顎（あご）に力が入っている感じがする
などの症状を訴える方もいらっしゃいます。
原因
胸郭出口症候群の原因としては、
- オーバーヘッドスポーツ（野球・水泳・バレーボール・テニス・バドミントンなど）
- 首、鎖骨、肩、胸にかけての筋肉に負担のかかる筋力トレーニング
- 腕を上に挙げるお仕事の方
- デスクワークなどによる首や鎖骨周囲の筋肉の張り
- 肩に重い荷物を背負っている時間が長い
- 猫背などの悪い姿勢
など、その他にも様々な原因があり、首・鎖骨周囲・胸の筋肉が神経や血管を圧迫することで症状が出ると言われていますが、医療機関でも原因がわからない場合があるようです。
※「頚肋：けいろく」などの先天的な原因は除外しております。
治療
胸郭出口症候群の治療としては、手や腕のしびれや重だるさなどの、
- 症状が出る動作
- 症状が出る姿勢
- 症状が出る部位
- 首やあごの力み
- 食べ物などの飲み込みにくさ
などの各症状や状態を確認し、
- 首周囲の筋肉
- 鎖骨周囲の筋肉
- 胸の筋肉
- 治療経験上の症状を改善させるためのポイントとなる部分
など「張っている筋肉」を探し、マッサージでゆるめ、
- 腕の重だるさ
- 手や腕のしびれ
- 握力の低下
- 食べ物や飲み物、薬、唾液などの飲み込みにくさ
- 常に首や顎（あご）に力が入っている感じ
- 常に首の筋肉が張っている
などの各症状が最大限、消失または軽減できるよう治療していきます。
※胸郭出口症候群は、重症化すると「手術」の可能性があるようですが、
- 手や腕のしびれや重だるさが長期間続いている
- 手術をせずに何とか症状を改善させたい
- 手術の可能性があるが、他に症状を改善させる方法を探している
という方は是非一度、当院にご相談、ご来院いただければと思います。
※手のしびれや腕のだるさなど、胸郭出口症候群が疑われる場合は、まずは医療機関で原因部分を特定していただいた上での施術が望ましいですが、正確な診断が出ない場合もあるようですので、当院での施術を受けながら並行して医療機関を受診されても結構です。